ロビンズ・ネスト・ブログ

子どもを伸ばす・ダメにする7つの”くちぐせ”  (1/7)0才から子供・幼児英会話、ロビンズ・ネスト 子育て・育児、福岡市中央区梅光園六本松校

私は、仕事上たくさんの子供たちとお母様にお会いします。

お母様がお子様にたくさんの愛情を注がれているのを見るたびに、母の母性の強さを感じます。

愛情は皆さん同じく強いのでしょうが、愛情の表現の仕方は、個々違うように見えます。

親は日々子ども叱ったり、ほめたり、見守ったり、励ましたりしながら、子どもに無償の愛情を灌いでいきます。 

子供は、親から、また他人から愛されて、健やかに成長していきます。

愛されることで、人間としての基本的な信頼感や、望ましい性格や能力を身につけていきます。 

ここで大切なのが、親のかかわり方、子どもに対する具体的な言葉のかけ方でしょう。

親は、他人には絶対言わないであろう様なきつい言葉でも、時に、ついつい子供に言ってしまいます。 言ってしまって”しまった”と思うこともあります。

東京芸術大学教授の岩立京子(いわたてきょうこ)さんが書いてあった”子どもを伸ばす・ダメにする7つの口癖”というエッセイを皆さんにご紹介しようと思います。

第1回目は<意欲>です。

伸ばす口癖  ”やったね” ”できたね” ”やればできるよ” ”惜しかったね”

あることを成し遂げたときに人は喜びや嬉しさを感じますが、年齢が低い子供ほど、できた喜びを 他人に共感してもらうことが、その後の意欲につながります。 

他人と繰り返し達成感を共有しながら次第に自分目標や基準で達成を評価し、自信を持てるようにもなっていきます。

達成した時にお母さんが”やったね” ”できたね” という言葉をかけると、子どもは自分の行為やその結果が認められたという感覚を持ち、喜びが増幅されます。

最初は親が手伝うことによってできたことでも、”~ちゃん、よくできたね”と言われれば、次のチャレンジへの意欲が生み出されることでしょう。

また、失敗したときには、”惜しかったね” ”~ちゃんなら、またやればできるよ”と失敗した悔しさや悲しさを共感したり、今後の可能性を示したりすることばをかけることが、後の行動へのチャレンジにつながります。

ダメにする口癖  ”やっぱりダメだったね” ”また失敗だね” ”無理だね” ”やってもダメだね”     

お母さんが物事の結果のみを重視したり、要求水準が高すぎて何かができることが当たり前という感覚を持っていたりすると、子どもの行為や結果に対して過度に低い評価をしたり、それを非難したりしがちです。

子供自身、ある程度自分を評価し、がっかりしているときに、親が ”やっぱりだめだったね” ”また失敗だね” とダメ押しの言葉をかけたり、もう一回 チャレンジしようとしている子どもに対して”無理だね” ”やっても無駄だと思う” などと可能性を否定するような言葉をかけることで、子どもがどんどん傷ついて行くことがあります。

Robin Nestで英検を受験する子供たちをお持ちのお母さん。

言葉かけの参考にされてください。英検は、今の自分の力を客観的に見るための一つの尺度にしかすぎません。 

英検を受けることで、子ども達が”次はもっとがんばろう” という意欲を持つことが目的です。

目先の合否の結果のみで子供さんを評価したり、叱責したりすることのないようにしてください。

不合格のときのお母様の気持ちは解りますが、本人も充分にがっかりしているのです。

自分の悔しさゆえに子どもを傷つけるようなことのないようにお願いします。

英検は何度でもチャレンジできるのです。 

1度や2度ダメでもこれから先長い人生においては些細な出来事です。

人間、失敗して竹のような節を作ることも、強くなるためには必要なことかもしれませんよね。

0才からの英会話 ロビンズ・ネスト
代表取締役 中野 浩美

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