ロビンズ・ネスト・ブログ

子どもを伸ばす・ダメにする7つの”くちぐせ”(4/7)幼児英会話ロビンズ・ネスト、福岡市中央区平尾校

第4回目は、”がまん強さ“ です。

今日のような物質的に豊かな時代では、子どもたちの我慢する力が育ちにくいといわれています。

子どもを愛するが故に、子どもが欲しいと言えばすぐにものを買い与えたり、嫌だといえばすぐに回避させたりすることによって、子どもが葛藤や失敗経験に弱くなってしまっています。

嫌なことでも責任を持ってやる、好きなことでも状況に応じて我慢する力は、今後より広い社会で集団生活を営む子供たちにとって大切です。

1)伸ばす口癖  ”きっとできるよ” ”よーくできているね” ”~してえらかったね”

自分の要求をコントロールして楽しさを先延ばししたり、嫌なことに取り組むことは、大人にとっても難しいことですが、集団の中で互いに気持ちよく生活していくためには、我慢する力が欠かせません。 

“~ちゃんに手伝ってほしいの” ”君なら(いやなことでも)きっとできるよ” と期待をかけられたり、我慢している途中で ”よく待てているね” と励ましの言葉をかけてもらったり、我慢できた結果に対して” がまんできて、お母さんはうれしいよ” とほめてもらえる。。。そういう経験を幼少期から積み上げていくと、児童期にある程度欲求不満や葛藤、失敗を経験しても、それに対処し、乗り越える力が形成されるでしょう。

2)ダメにする口癖  ”どうせ~に決まってる” ”そんなのできて当たり前”

幼い子供のがまんは、本人が一人で修行のようにしていくものではなく、他者とのかかわりの中で経験していき、その結果、必要性や責任を学んでいくものです。 

子供には適度な我慢の経験が必要です。

思いどおりにさせ、我慢する機会を奪ってしまうことは、ただ子どものわがままを助長することになるでしょう。 

最初から我慢を子どもに期待せずに ”どうせできないに決まっている”  などという言葉をかけたり、我慢を見守ったり、支えたりしてやらなかったり、我慢できてもそれを認める言葉をかけてあげなかったりすると、他者への思いやりを形成することは難しくなるでしょう。 

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