ロビンズ・ネスト・ブログ
本当に学力が上がる勉強法の2回目です。
慶應義塾大学准教授、教育経済学者、中室牧子さん曰く、
「ご褒美で釣るのが効果的」
だそうです。
でも、ご褒美で釣る?というのには抵抗を感じる方も多いのでは?甘やかすのでは?
中室さん曰く、「人間には、目先の利益が遠い利益よりよく見える」という傾向がある。
子供達は、長い目で見れば「勉強しなければならない」という事をわかっている。
だから、今、目の前で勉強する事の利益を高めてやりさえすればいい。その時使うのがご褒美というわけだ。
ただ、ここで大事なのは、ご褒美をどういうふうに与えればいいのか?ということだ。
1) テストで80点とったら2000円あげる、という結果に対するご褒美
2) 参考書等を一冊読み終えただけで200円あげる、というご褒美
アメリカで大規模な実験が行われ、2)の方が学力が高くなる結果がでている。
なぜか?
子供は、私達が思っている程、「どうすれば学力が高められるか」分かっていない。
だから、本を読む、宿題をする等の様な具体的な手順を示して、坦々と継続的にやらせてあげる、その動機付けとしてご褒美をあげるのが効果的というのだ。
皆さん、どう思いますか?
そう言えば、15年程前、小学生の長男の勉強を見ている時、私もご褒美を使っていました。
例えば、日本列島の名前を全部覚えたら10円、~をやったら10円、という様に、目の前に直ぐに達成出来そうな目標を与えて、達成できたら直ぐにご褒美。
私と計算競争やったり、覚えっこして、私に勝ったら20円、みたいに時々ゲーム感覚で一緒に勉強してました。
この場合、私も一緒に色々な事を覚えなければいけませんが、、、これが結構楽しいし、私自身の役にもたつんです。
小学生の息子は、みるみる貯まっていく10円玉を嬉しそうに数えていました。
意味無く毎月のお小遣いをあげるより、自分で頑張ってお金を稼がせる、塾に毎月何万のお金を使うくらいなら、毎日100円や200円なんて安いものです。
1課題10円ですから、かなりの課題をクリアしないと100円にはなりませんが、小学生にとっての100円は大金。それも毎日毎日こつこつやれば、どんどん貯まっていくんです。
子供の手の届く近い目標を与えてあげる、そのご褒美を実感させる、勉強を習慣化させる、このステップさえ確立されれば、その後は、「勉強しなさい」という必要は無くなります。
あーあー、あの頃が懐かしいですねー。
福岡子供英会話スクール、ロビンズ・ネスト
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代表取締役 中野 浩美
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