ロビンズ・ネスト・ブログ

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はやいもので、熊本地震から2年になります。

未だに厳しい現実の中にいらっしゃる方々も多い事に胸が痛くなります。

因みに「スフィア基準」というのをご存知ですか?

簡単に言うと、人道支援の現場において、どのような状態が満たされているべきか-
そのような問いに対して人道NGOが策定した基準が、スフィア・スタンダード(基準)です。

スフィア基準の概要

 スフィア基準では、「人間の存続のために必要不可欠な4つの要素:(1)給水、衛生、衛生促進、(2)食糧の確保と栄養及び、(3)シェルター、居留地、ノン・フードアイテム(非食糧物資)、及び(4)保健活動」の分野における最低基準が定められています。特に「人間の存続のために必要不可欠な4つの要素」に関する章では、人間が生命を維持するために必要最小限な水の供給量、食糧の栄養価、居留地内のトイレの設置基準や数、また避難所の一人あたりの最小面積や保健サービスの概要などが具体的に紹介されています。これらの基準は比較的高い水準で定められており、そうすることで、紛争や災害時などの緊急時において、支援を必要とする人々が高い水準の援助を受けられるようにすることを目的としています。多くの国連機関、国際機関及びNGOは、これらの基準を参考にしながら緊急人道援助活動を行っています。

例えば、

1) 避難所のスペースは、寝返りができるスペースとして、1人あたり3.5㎡(約2畳)

2) トイレは20人に1つ

3) トイレの男女比は、1:3,何故ならば、トイレにかかる時間が、一般的に女性が男性の3倍と言われている為

などなど、細かな基準が定められています。

しかし、残念ながら日本の避難所の状況は極めて劣悪だと言われています。

トイレの衛生環境が悪く、トイレ不足の為、長く待たなければならない。その為、飲食を控え体調を崩すなど、避難所は深刻な状況と聞きます。

せめて、国際基準くらいの環境は整えられないものでしょうか?

「これでは、ソマリアの難民キャンプ以下の環境だ」との指摘もあるようです。

0歳から大人までの英会話
ロビンズ・ネスト
代表取締役 中野 浩美

福岡市中央区梅光園六本松校
福岡市中央区平尾校
福岡市早良区西新校
福岡市東区香椎校
春日市春日公園春日校
筑紫野市美しが丘南筑紫校

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