ロビンズ・ネスト・ブログ
2020年12月10日 17:13
第7回目は ”しなやかさ” です。
最近、子どもの発達で注目されているのが「しなやかさ」です。
これは、心が弾力性に富んでいて、なにかにぶつかった時すぐに壊れてしまうのではなく、一度へこんでも低反発素材のようにゆっくりと回復していける力です。
これは、いやなことをがまんしたり、耐えるというのではなく、嫌なことがあって多少落ち込んでも、柔軟に受け止め、積極的に考え、対処していける性格です。
社会の中で成長する過程は、常に穏やかにうまく進んでいくものではなく、いろいろな問題や課題にぶつかり、それに揺れ動きながらも、柔軟に受け止め、対処したり解決していく過程なのです。
伸ばす口癖 ”なんとかなるさ” そういうこともあるさ” ”次にはできるよ”
子どものしなやかさを伸ばすためには、”大丈夫” ”なんとかなるさ” ”失敗もあるさ” ”次のときはうまくいくよ” などと、ある程度の楽観さ、可能性や希望を感じるような言葉をかけることがたいせつです。
このような言葉は、子どもの心に深く響き、自分一人でどうしたらよいかわからない時に、心強さや安心を生み出すことでしょう。
ダメにする口癖 ”もうダメだ” ”なんてことをしたの” ”取り返しがつかない”
一方、子どもが葛藤したり、苦しんでいるときに、”もうダメだ” ”なんてことをしたの” ”取り返しがつかない” など、嫌な気持ちに追い打ちをかけるように、悲観的、絶望的な言葉や避難の言葉をかけることは、なんとか対処しようとする力をもつぶすことになります。
よくない結果を事実として受け止めた上で、とりかえしがつかないことなんてないよ、なんとか対処できるものさ、という信念を子どもに生み出していくことが、現代社会を生きる力の形成につながっていくのです。
0才から大人までの英会話 ロビンズ・ネスト
代表取締役 中野 浩美
西新校 :福岡市早良区高取1-29-10-4F (092)851-4020
六本松校:福岡市中央区梅光園1-2-7-2F (092)716-7131
平尾校 :福岡市中央区平尾2-15-26-3F (092)525-4205
香椎校 :福岡市東区香椎駅前1-17-15-2F (092)663-8100
春日校 :春日市春日公園7-100 (092)593-1059
筑紫野校 :筑紫野市美しが丘南1-1-3 (092)926-0099
2020年12月10日 17:12
お母さんから、”最近子供が嘘をつくんです。。。困ってます ” と相談を受けることがあります。
確かに嘘はよくないですよね。でも、すべての嘘を同じように叱って良いものでしょうか?
親は判断に迷う所ですよね。
私は子どもの嘘には、大きく分けて3種類があると思います。
その種類によって、親は対応を考えなければならないと思います。
1. 結果として、嘘になってしまう場合
お友達のうちに遊びに行って、”5時に帰る” と約束して出かけて、帰って来たのは6時だったというような場合です。
大抵の場合、何かに夢中になって時間を忘れてしまって、結果として約束が守れない場合です。確信犯ではない場合です。
このような時は、”嘘ついたわね。。。約束したのに。。。” と烈火のごとく叱りますか?
この様な時は、”どうして時間に気が付かなかったの?”とお子さんと一緒に考えてみてはいかがでしょうか?
どうすれば次は時間を守れるのかを考えてみてはどうでしょう。
私たち大人も、つい時間をわすれて、、、、なんてこともありますよね。
2. 本当のことを言うと怒られるから、嘘をついてしまう
何かを壊して、”あなたでしょう? と聞いても ”違う” と言ったりするときです。
本人は悪いことをした。。。怒られる と思うから嘘をついてしまいます。
親は、”怒らないから、本当のことを言いなさい” と言うでしょう。
この様な時は、子どもが本当のことを言ったら、親が約束を守って、叱らないことが大切です。
事情を聞いたうえで、どうしてそのようなことになったのかを、一緒に考え、今後どのようなことに気を付けたらそんな失敗をしないか、を一緒に話しましょう。
本人に考えさせるのが大切でしょう。
3. 本当の嘘
人をだましたり、自分を利益に導くためにつく嘘です。
これは徹底的に直さなければなりませんが、子どもが小さい場合、そのような理由で嘘をつくのではなく、”ほめられたい” ”自分に関心をもって欲しい” 為に嘘をつく場合がほとんどでしょう。
“僕、クラスで一番、走るのが速いんだ。” といったような嘘の時、”嘘でしょう???嘘ついちゃだめよ” とあなたは怒りますか?
これは、嘘は嘘ですが、ほめてもらいたかったり、自分を認めてほしくてつく嘘です。
このような場合は、頭ごなしに”嘘をつくな” と叱るのではなく、しかし嘘を黙認するでもなく、”そういう自分になりたかったんだね” と受け止め、そういう自分になるためにはどうしたらいいかを一緒に考えるのもいいでしょう。
子どもの嘘って、成長のチャンスなんですよね
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2020年12月10日 16:43
お母さん、是非読んでみて。お母さんの心がラクになる!怒らない子育て。(水島広子著)青春出版
お母様たちに、「いつも子供を怒ってしまうんです。 どうしたらいんでしょう?」 とご相談を受けます。
最近の調査でも、子育てに関するストレスの第1位は、「些細なことですぐに怒ってしまう」事だそうです。
なぜ親は自分の子には腹を立てるのでしょうか?他人のお子さんには、寛容になれるのに。。。
私達親も完璧な人間ではありません。だから、些細なことだとわかっていても、つい怒ってしまうこともありますよね。
怒ってしまった後に、そんな自分を責めたり、子どもの寝顔を見ては反省したり、自責の念に胸が苦しくなるお母さん達も沢山いらっしやるでしょう。
そんなお母様方にお薦めの本があります。水島広子さん著の ”怒らない子育て”です。
お母様の心が楽になり、子育てがもっと楽しくなるヒントがたくさん詰まった本です
第1章 「つい怒ってしまう」のは「悪いこと」ではありません。
~怒らないお母さんなんてどこにもいない~
第2章 子どもの ”本来の力” を引き出す
怒らない子育てのヒント
~子どもの力を借りながら子育てをしよう~
第3章 親子の絆がもっと強くなる
怒らない子育てのヒント
~子どもが見ている世界を知ろう~
第4章 「なんとかなるだろう」 がお母さんの心をラクにする!
~「心配」ではなく「信頼」の気持ちが大切~
第5章 「つい怒ってしまった」ときに、愛を伝えるたった一つの方法
~子どもの”現在”を見つめよう~
第6章 ありのままの私で子どもと向き合うために
~子育てを通して自分を癒そう~
精神科医である水島広子先生は、慶応大学医学部卒業後、衆議院議員としても活躍され、
一男一女を育てられる母親でもある。水島先生の本は、簡易な言葉で、具体的な例をあげながら書いてあるので、私達母親にも読み易くなっています。
是非、お読みになって、楽しい子育て、引いてはご自分の有意義な人生作りにお役立て下さい。
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2020年12月10日 16:33
第6回目は、”自立心” です。
子育ての目標は、子どもが日常の生活習慣、社会文化的な習慣を身に付け、親の直接的な保護を受けていた状態から自分の力で生活できるようにすることです。
親は、子どもが自分自身でできるようになるために、日々、いろいろのことを教えたり、一緒にやったり、見守ったり、支えたりしていきます。
幼少期の子どもたちは、親から直接的に世話されることが当たり前ですから、親がすべての世話をし続けていたら、子どもはやってもらうのが当たり前になり、自らやろうとしなくなるでしょう。
子どもにとって、してもらえる安心感を持つことは大切ですが、一緒にやってみること、やってみてできる経験をすること、それをともに喜んでもらえることも同様に大切です。
このような過程で、自分のことはできるだけ自分でするという「自立心」が芽生えてきます。
伸ばす口癖 ”一緒にやってみよう” ”~ちゃんがやってみる?” ”自分でできたね”
自立心を伸ばすには、本人が自分ですることを励ます言葉、その結果、ある程度うまくいくことを実感できるような言葉をかけることが必要です。
すべてやってあげるのではなく、徐々に”ママと一緒にやってみる?””今度は~ちゃんがやってみる?” と子どもが力を発揮できる場面をつくっていきましょう。その結果、達成感が得られるようになります。
“自分でできたじゃない”と子ども自身の力の結果としてできたことを伝える言葉をかけると、子どもは自立心が高まるでしょう。
ダメにする口癖 ”どうせ無理よ””一人じゃ何もできないのね”
子どもが何かをしようとしたとき、”どうせ無理よ”と過小評価して手伝ってしまったり、失敗したとき、”一人じゃ何もできないんだから”と、けなすような言葉をかけると、子どもは自分でやろうとせず、なんでもかんでもお母さんにやってもらおうとします。
その方が手軽で失敗しないからです。
しかし、やがて同年齢の子ども集団の中で過ごすようになったとき、自分のことは自分で処理するよう求められて困ってしまうのは、子ども自身なのです。
レッスンの中でも、自分のお子さんに最初に答えてほしいがために、子どもに考える時間を与えず、お母さんがすぐに答えを教えてしまわれることがあります。
たとえ一番に答えても子どもさんはちっともうれしそうではありません。
それもそのはずです。本人が考えたわけでもない、ただお母さんの言うことをまねただけなのですから。
嬉しそうなのは、お母さんです。
だからと言って、”さあ、答えなさい” ”ほら、いいなさい” と、ただただ急きたてても、子どもは委縮するばかりです。
なんでも、”自分でやりなさい” と突き放すことが、その子の自立を促すのではありません。
“ああ、できた” ”やれば、できるんだ” と、本人が 感じられるように、上手に手助けすることが大切です。
この”上手に ”というのが、なかなか難しいところですね。
そこが母親の腕の見せ所、といったところでしょうか。
もし、自分だったら、、、こんな時、どんなに言われたいかな? と自問自答するのもいいかもしれませんね。
子どもといえど、ちゃんとした一人の人格です。
お母さんと同じように、プライドも、喜怒哀楽の感情も、十分に持っています。
個人を尊重すれば、おのずと、その子にあったほめ方、助け方が分かるのではないでしょうか。
たとえ小さなことでも、その子にとって、昨日できなかったことが今日できたら、大いに褒めてあげましょう。
それが分かるのは、いつも子供のそばにいるお母さんだけなんですから。
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2020年12月7日 13:17
ロビンズ・ネスト、平尾校に嬉しい訪問者がありました。
幼児期から、中学三年生まで、英会話クラスに通ってくれて、高校はカナダに進学した、Mさんが、元気な顔を見せてくれました。
大学は、早稲田の国際教養学部への進学を目指していると聞いていましたが、結局、カナダに残りカナダのcollegeに進学する事に決めたそうです。
日本に帰国した時は、いつも顔を出してくれます。会うたびに逞しく成長している姿をみて、とても嬉しいです。
此れからが益々楽しみです。
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