ロビンズ・ネスト・ブログ
2021年4月10日 09:37
一定の時間の中で、1つの事だけを学ぶのが「集中学習」
これに対して、1つに集中せずに様々な事をランダムに学ぶのが「インターリーブ学習」です。
あまり耳にしないこの「インターリーブ学習」ってなんでしょう?
色々な事を学ぶ事によって視野を広げ、色々な事を組み立てていく、そんな学習方法なんです。
アメリカ・南フロリダ大学でインターリーブの効果を調べた研究があるそうです。
小学生に、4つの公式を使う問題を教える際、生徒を2組に分け、一方のグループには公式を1つだけ教え問題を解かせる、その後次の公式に移る方法で学習させた(集中学習)
もう一方のグループには、4つの公式を最初にまとめて教えて、その後に問題を解く練習をランダムに行った(インターリーブ学習)
結果、勉強している間は、集中学習の方が成績がいいが、翌日テストをしてみると、インターリーブ学習の方が2倍近く正解率が高かった。
つまり、情報を長期記憶に移すときには、インターリーブ学習の方が優れているという事だそうです。
では、何故インターリーブ学習が長期記憶に効果的なのか?
常に同じ事だけを学習していると変化に気がつき難い。
一方、次々と新しいものを学習すると前のものとの違いが際立ってみえる。
脳は際立って違うところに注意が向く性質を持っているので、その違いに集中して学習する方が効果的だという事です。
色々な事に興味を持ち、知識を長期記憶として溜め込み、その知識を源に優れた洞察力を磨き上げる、それがインターリーブ学習法なのです。
幼児期に様々な分野の本に沢山触れたり、様々な経験をする事は大切なのですね。
0歳から大人までの英会話
ロビンズ・ネスト
代表取締役 中野 浩美
福岡市中央区梅光園六本松校
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春日市春日公園春日校
筑紫野市美しが丘南筑紫校
2021年4月9日 15:04
内村周子さんと佐藤亮子さんの共同著者、「子どもの才能を最大限伸ばす子育て」より。
今日は、佐藤さんの子育ての秘訣の第3回目。
3) 1教科の勉強時間を15分ごとに区切った。
集中力をアップする為に、3男が12歳の時に始めた勉強方だそうです。
集中力がない子供に、皆さんならどのようにアドバイスしますか?
佐藤ママいわく、
子供は小学生の頃は、集中力が続かない子が多い。
三男を見ていたら、問題をやり始めて14分くらいに意識が切れている。それを「頑張って続けなさい」と言っても無理なので、やり方を変えてみた。
1教科を15分したら問題の途中でも取り上げる。最初はダラダラしていて、15分で終わらないが、15分したら取り上げて次の教科をさせる。
そうすると子供は、やっている最中の物を取り上げられるから、ママに取り上げられたくないので集中するようになる。
15分ずつの勉強方を2-3ヶ月やったら1時間くらい集中できるようになった。
佐藤ママいわく、集中力は「無い」のではなく、トレーニングで長くできるようになるそうです。
佐藤ママの素晴らしいところは、子供の行動を観察してその子に合った勉強方をアドバイス出来るところでしょうか。
「この子は集中力が無い」と決めつけて諦めるのではなく、打開策を考えて実践できるところが流石ですね。
これを4人の子供達それぞれにさせるそのエネルギー、頭が下がります。
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2021年4月9日 15:03
内村周子さんと佐藤亮子さんの共同著者、「子どもの才能を最大限伸ばす子育て」より。
今日は、佐藤さんの子育ての秘訣の第2回目。
2) 暗記したい事を壁に斜めに貼った。
長男10歳の時、記憶力アップの為にやった事がこの方法。
この方法で子供達全員の理解と社会の点数が10点ずつ上がったんだそうです。
暗記が苦手なお子さんに貴方ならなんとアドバイスしますか?
佐藤ママは、暗記したい事を紙にまとめて壁に斜めに貼ったんだそうです。
どうして斜め?
佐藤さんによると、、、
綺麗に貼ると風景になってしまって、すぐに見慣れて目に入らなくなる。
覚えたい事を壁に斜めに貼ると違和感が強く印象に残りやすい。
インパクトがないといけない。
例えば、天井に貼るとか、冷蔵庫を開けたら紙がバンと出てくるとか、エアコンの吹き出し口に貼ったら、エアコンのスイッチを入れると、パタパタとたなびく、、、とか。
佐藤ママ凄いですねー。
紙に書いて、いろいろなところに貼るそのママの努力!!
それに、楽しそうですねー。
私も子供が小さい時は、いろいろな雑誌や新聞やカレンダーから面白いと思うものを切り取っては、画用紙に貼ってカードを作っていました。
いつでもカードが作れるように、画用紙は大量に買い込んでいました。
子育てって楽しまなきゃ、、ですね。
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2021年4月9日 15:02
内村周子さんと佐藤亮子さんの共同著者、「子どもの才能を最大限伸ばす子育て」
4人の子供を全員東大理3に合格させた「東大ママ」佐藤さん。息子3人は、全員灘高校から東大理3(医学部)に入学。私の息子の高校の先輩にあたる佐藤三兄弟は有名です。
何度かに分けて、佐藤さんの子育ての秘訣をご紹介したいと思います。
1) カレンダーを今月分と翌月分、2ヶ月分貼った。
子供がスケジュールを管理出来ない時、皆さんならどうしますか?
子供がテストの直前になって大ピンチになり、間に合わない、なんて事ありますよね?
叱りますか?一度痛い目に会いなさい、と突き放しますか?
準備不足でテストに臨めば、当然テストの結果は良くない。
テストが出来ないから勉強かが楽しくない。
だから勉強しなくなる。
悪循環の始まりです。
普通、カレンダーは、その月の分だけをさげていますが、カレンダー2ヶ月分を目の前に置く事で、次の月の予定を見据えながら今月の学習をする事が出来る、というわけです。
子供が小さい頃は(小学低学年から中学年ごろまで)、親が勉強のスケジュールを立てて、それをカレンダーに書き込み、管理するんだそうです。
それを見て、数日後の漢字テストの為に「今日は夜の7時から、7時半まで漢字ドリルを3ページママと一緒にやろうね。」といった具合に。
確かに、最初から自分で計画を立てられる子供なんていませんよね。計画の立て方を親がやってみせる事で子供は自分で出来るようになるんでしょうね。
ただ「勉強しなさい」ではなく、やり方を教える事が大切ですね。
結局、親の努力が必要なわけです。
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2021年4月9日 14:38
民間の研究所が、全国の母親を対象に、子育て中に孤独を感じた事があるか?という調査をしたところ、53.2%過半数の母親が孤独を感じているそうです。
では、どんな時に孤独を感じるのでしょうか?
1) パパが協力的ではない時が23.7%
2)公園などで話し相手がいない時が29%
3)子供と自分だけで家にいる時が63.7%
私は、孤独を感じた事はありませんでした。確かに仕事を辞め、生活は子供中心のものに一転します。今までやれていた事がことごとく出来なくはなりましたが、そのかわり今まで経験した事のない事が毎日毎日起こるんです。
子供の成長はミラクルです。
目の前で生身の人間が成長する過程を見るのはとても興味深く、私の好奇心のを満たすには恰好の実験題材のように感じました。(ちょっと子供に失礼でしょうか、笑)
こうしたら、どう反応するんだろう?
こんな事できるんだろうか?
色んな本を読んではあれこれ試してみるのが楽しみな日々でした。トライアンドエラーみたいなものですよね。
あの頃は色々な事をやってみました。イヤー。今思い出してもワクワクします。
確かに母親になると時間の使い方は変わります。
では、自分に使える自由時間はどのくらいあるのか?
子供のいない女性が平日平均4時間12分あるのに対して、6歳以下の幼児がいる女性の自由時間は、平均2時間28分だそうです。
国民生活時間調査では、6歳以下の幼児がいる20~40代の女性が子供の世話にかける平均時間は平日が5時間46分だそうです。
でも、子供が学校に上がると平日1時間5分と激減します。
自分の自由時間の使い方は子供の成長と共に変わっていきます。
小さな子供の子育てで忙しいお母さん。今しか出来ない事を見つけて、この短い貴重な子供との時間を楽しんでみたらいかがでしょうか?
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